2014年3月13日木曜日

帽子のボンボン

こども用



おとな用




今冬、最後につくったニット帽です。
買っていただいた時点でもう2月の末だったので、次の冬、またひっぱりだしていただけたら幸いです。
でも…こども用のほう、今年ぴったりでも、来年成長して、入らなくなっちゃってたりして…?(゜ロ゜;)

ところで、よっくニット帽についてるボンボン、あれってなんなんでしょうか。
なんか、役にたってるんでしょうか。

ちょっと調べてみたら、タモシャンターっていう帽子が起源みたいです。
タモシャンターとは、スコットランドの高地に住む民俗がつける、伝統的な帽子。
大きなベレー帽、というかんじで、てっぺんにボンボン飾りがついています。




 『赤毛のアン』の19章で、アンが外出用に、タモシャンターをかぶるそうです。

ウールでできていて、耳までかくれるので、暖かいようです。

なぜ、てっぺんにボンボンをつけたかは、わかりません。
「なんかかわいい」とか、「なんかバランス良い」くらいの理由なのかも?

実際、ボンボンつきのぼうしは、無いものよりも「かわいさ」 「幼さ」「やさしさ」を感じます。
古文の授業でも、「ちっちゃくってまるいものは、いとをかし」 (だっけ?)って言ってたしね!

まるいくてふわふわした、ボンボンが与える印象って、癒しの効果を多分に含んでいるのでは…。


日本人の好みによく合った装飾、ってことで、こんなに流行っているんだと思います。

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