2014年4月9日水曜日

ククサもどき

kuksa(ククサ)とは、
フィンランドの北部の、
ラップランドの人々に伝わる、
木のコップです。

贈られた人は幸せになる、
という言い伝えがあり、
北方民族のサーメ人は、
大切な人には、
必ずプレゼントするそうです。

白樺のコブをくり抜いて、
一晩凍らせ、
塩水で煮て引き締め、
蜜蝋で仕上げられています。

トナカイの革で、
トナカイの角が結ばれていて、
お守りになってる。


ただの食器じゃなくて、
お守りがわりにもなる、
って、特別なかんじがして良いなあ。


見よう見まねで、
ククサもどきを作りました。


白樺のコブは、
手に入れるのが難しいので、
タモの木で。

仕上げに柿渋を塗ったら、
ものすごく臭くなりました…。

1ヶ月以上使って、ようやく匂いが取れてきたかな。。。 


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