2013年12月12日木曜日

おきつねさまトートバッグ


おきつねさまといえば、稲荷神社。


そもそも、稲荷神の「稲荷」は、
「稲成」「稲生」
と表記するところもあるようで、
どうやら稲の神、
つまり農作の神、食物の神だったようです。

歴史のなかで、
他の神様と同一視されたりして、
産業の発達とともに、
農業の神から工業の神、
商業の神などとしても扱われるようになり、
福徳開運の、万能の神となったようです。

へー!


稲荷神社にきつねがいるのは、稲荷神の使いだから。
なんで きつねなのか…。

それは、やっぱり稲と関係あるみたいです。

稲が稔った、晩秋から冬にかけて、
きつねは山から田の近くにおりてきて、
食物をとってこどもを養う。
その食物とは、ねずみなどの、
稲を狙う、人間からすれば害獣です。
ありがたいですね!

さらに、黄金色の稲穂と、きつねの体毛は同じ色。

繁殖するきつねと、実った稲。
そうして、きつねが豊作と結びついたのでしょう。

また、きつねには
「人をばかす」「狐憑き」など、
妖怪がかった、神秘性のあるイメージがあります。
それも、きつねが神の使いとして神聖化される要因だったのではないでしょうか。


きつねにと稲荷信仰に関しては、まだまだ深い歴史があるようです。
研究するどー。

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