2013年10月31日木曜日

ブローチ

最近、いろんな革のハギレを、羊毛と組み合わせるのに、ハマりました。
異素材の出会いはおもしろいです。
それぞれのマチエールの特徴と、相性をみながら制作してます。
羊毛も革も、もともと動物の体の一部だったんだなあと思いながら、ありがたく使わせてもらっています。
 先日、日暮里で購入した、毛皮のハギレのなかに、何かの動物の腕が、ゴロっと入っていました。
腕の形はそのままに、血肉を抜いたかんじで、爪と肉球もちゃんとついていました。
結構、衝撃的でした。
 毛皮買ったの初めてなんですが、ハギレの詰め合わせとかだと、こういうの入っているものなんですかね…?
毛皮だと、「素材」だけど、それはモロに腕だったんで、「死体」と感じました。

生き物の抜け殻を使っているんだなー。
不思議な気もするし、すごく自然というか当たり前の成り行きというか、合理的?のような気もするし…。
革の生前はどんな動物で、どんなふうに暮らしてて、今はもういなくて、でもここに毛皮は残ってて…とか想いを馳せたりなんだりしつつ使っていると、なんだかたのしいです。

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