『輪廻の杜』
神奈川のアパートで、
生まれてはじめて、
金縛りにあいました。
夜中にいきなり
目がバッチリ覚めました。
部屋の出入り口に
背を向けて、
横向きに寝ている状態で、
動けませんでした。
入口は開いていて、
そこに誰かが立っている、
とはっきり感じました。
中年で、
ちょっと筋肉質な、
ふんどし姿の漁師がいました。
(直感で漁師だと思った)
ちょっとうちのお父さんに似てるな
と思いました。
(しかし怖い!)
(動けん!動けん!)
と思って変な汗をかいていたら、
漁師は
「まだ寝てねえのか」
と言いました。
ビビりながら
(ねむい!ねむい!)
と思っていたら、
眠っていて、
次に起きたときには、
漁師は跡形もなく消えてました。
消えてなかったら、
いやですね。
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